スズメバチや巣を見かけたら、できるだけ早く駆除しましょう。スズメバチは蜂のなかでもとくに毒が強いうえ、攻撃的な性格をしていて危険だからです。
今回も前回に引き続き、スズメバチを安全に駆除する方法をいくつかご紹介いたします。状況によって適切な駆除の方法が違うため、この記事を参考にして、自分に合った駆除方法を選択・実行できるようになりましょう!
【駆除の時期と巣の大きさ】
スズメバチは春先から巣を作り始め、夏ごろに巣の成長がピークを迎えます。春ごろの小さな巣や、庭に数匹のスズメバチを見かける程度であれば、比較的安全に駆除できるでしょう。
スズメバチの女王蜂は、春に一匹で営巣を始めます。そのため、春にスズメバチを見かけた場合は巣がまだ作られていないか、作りかけの状態であることがほとんどです。
しかし、7月以降の大きな巣(目安としては直径15cm以上)を自分で駆除するのは大変危険です。中にたくさんの働き蜂がいるうえ、女王蜂が産卵と子育てをする時期なので、巣を守るためにいつも以上に攻撃性が増している状態だからです。
一度にたくさんのスズメバチに刺されることで、アナフィラキシーショックを引き起こして亡くなってしまうおそれもあります。夏以降の大きなスズメバチの巣は、かならず駆除業へ依頼してください。