蜂に刺されてしまった!そんなとき、あなたはどのように対処しますか?

蜂に刺された時は「アンモニアを塗ると良い」とよく耳にしますよね。

でも実は、この方法って、まったく効果がないのです。

蜂の毒は中性のタンパク質でできています。そこへアルカリ性のアンモニアを塗っても毒を中和できないので、まったく意味が無いのです。

そこで、今回は、蜂に刺された時の正しい応急処置の方法をご紹介いたします。

 

応急処置は以下の流れで行います。

1 症状の確認をする

2 蜂の針を抜く

3 毒を取り除く

4 薬を塗る

5 冷やす

6 医者へ行く

場合によっては刺されて15分ほどで「全身のじんましん、呼吸困難、意識障害、激しい動悸激しい動悸」などの蜂の毒に対するアレルギー反応が起こることもあります。放っておくと最悪の場合は死に至ることもあります。

すでにそのような症状が現れている場合は、迷わずに救急車を呼び、一刻も早く医療機関を受診するようにしましょう。

 

蜂に刺された時の応急処置

1.症状を確認します

蜂に刺されると「局所症状」か「全身症状」かその両方の症状が現れます。

局所症状

蜂に刺されると、刺された所に激痛が走り、刺された部分を中心として大きく赤く腫れます。

腫れはかゆみへと変わり、かゆみを伴うしこりが残り、約1週間で消えます。このように、刺された周囲だけに現れる症状を、局所症状といいます。局所症状の場合は、自宅で応急処置を行いましょう。

全身症状

刺されると、吐き気がしたり、刺された所だけでなく全身が痒くなったり、時には全身のじん麻疹を生じることがあります。このように、刺されたところだけではなく全身現れる症状を、全身症状をいいます。

全身症状の具体例はこちらです。

・軽い症状 吐き気、発汗、めまい、ふるえ

・中程度の症状 息苦しさ、喉のしびれ・乾き、吐き気、頭痛、嘔吐、めまい

・重い症状 全身のじんましん、血圧降下、呼吸困難、意識障害、激しい動悸

全身症状が現れた場合には、すぐに病院を受診してください。

とくに重い症状の場合には救急車を呼び、すみやかに医療機関を受診するようにしましょう。

現時点で、局所症状のみが現れている場合は、次の流れで応急処置を行います。

 

2.ハチの針を抜きます

刺された所に針が残っていれば、ピンセットで取り除きます。

そもそも、針が残るのはミツバチに刺された場合のみです。ミツバチの針は返しがついているため、一度刺すと抜けず、針は腹部の末端(毒袋)と一緒に刺した所に残ります。

毒袋には毒がはいっているため、指で摘んで抜こうとすると、さらに毒を注入してしまいますので、指で掴んで抜かないように注意してください。

最近の研究ではミツバチの毒は刺されて10~20秒以内に全量が皮膚内に注入されるそうなので、あまり神経質にならなくても良いでしょう。ピンセットがない場合は、カードなど、針の部分を払い落とすようにして抜きましょう。

また、スズメバチやアシナガバチの針には、ミツバチの針ほどの返しが無いため、刺された所に残ることはありません。

 

3.毒を絞り出し、流水で洗い流します

刺された所から毒を絞り出すようにして、流水で洗い流します。ハチの毒は、タンパク質でできており、水に溶けやすいので、大量の水で洗い流すのが効果的といえます。

もし、ポインズンリムーバーをお持ちであれば、ポイズンリムーバーで吸い出しながら水で洗い流すという方法も有効です。

この時、口で吸って、毒を吸い出さないようにしましょう。ハチの毒は水に溶けやすいです。吸い出すと唾液に溶けて、歯茎などから入り、口の中でしびれなどが発生する可能性があります。

 

4.虫刺され用の薬を塗ります

刺された激痛に引き続き赤く腫れ始めたら、抗ヒスタミン軟膏を塗ると良いです。抗ヒスタミンは、アトピーやじん麻疹の症状緩和などかゆみを緩和する作業があるため、腫れて痒みが出た段階で塗ると効果的です。

蜂に刺されたら、 刺された箇所に尿(アンモニア)をかけるという方法は間違いです。アンモニアでは毒を中和することができない他、尿をかけることによりばい菌が付き、逆に炎症が起こる場合もあります。

 

5.冷やします

保冷剤を使って、刺されたところを冷やしましょう。冷やすことで刺された部位の血管が収縮し、毒を吸収しにくくなり、蜂の毒を血管の中に入るのを遅らせることができます。

 

6.病院へ行きます

ここまでの応急処置を行って、耐えられるなと感じる程度の痛みと、腫れであれば、病院に行かなくても、数日で収まると思います。ただし、刺されたところの腫れが異常でかゆみも痛みも収まらないという場合には、最寄りの皮膚科で見てもらいましょう。

また、刺されて15分以内で全身症状(全身のかゆみ、吐き気、めまいなど)を感じる場合には、すぐに病院を受診してください。全身症状の場合は、アレルギー内科が一番適切です。

 

蜂に刺されないための予防策

蜂に刺されないに越したことはありませんが、いつ刺されるかわかりませんよね。ご自宅の庭や公園で、お子さんが遊んでいる時に刺されてしまう可能性もあります。そんな不安がある方は、以下の2点に気をつけて、対策してくださいね。

対策1 黒を避けて、白い服を身につけます

蜂(特にスズメバチ)は黒色に対して攻撃してくる習性があり、逆に白色や銀色への反応が薄いことが分かっています。特に、人間の髪の毛や目などを攻撃してくる場合が多いそうです。目なんか刺されたら怖いですよね。

ハチがいる季節に、公園などで子供を遊ばせる際には、対策として、白い帽子、白い服装を着させてあげると予防になり、安心ですね。

そのさいには、レースやワンピースなどのヒラヒラする服装は避けたほうが良さそうです。ひらひらするものに反応し、ハチは攻撃してくることがあります。

 

対策2 ヘアースプレーや香水をつけない

匂いもハチを刺激し、攻撃の対象となりやすいです。ヘアスプレー、香水、化粧品、体臭、汗臭さなどに対して、ハチは敏感に反応します。

匂いを放つものを身に着け無いことが刺されないためのポイントです。

 

 

いかがでしょうか?

今回お伝えした情報は「あくまで応急処置」の方法です少しでも体調が悪いとき、身体に異変を感じている時はすぐに医療機関を受診してくださいね。

またハチの巣を見つけたら、刺される前に、すぐに退治した方が良いです。ハチの巣は放っておくと、みるみるうちに大きくなります。スズメバチの巣では最大80cmほどになるんです。自分だけじゃなく周囲の方々も刺される可能性が高まりますので危険ですよね。

「ロックサービスみまさか」では、はちの巣の駆除のご相談を受けております。ぜひお気軽にご相談くださいね。